sayonara長崎教区

谷派の新年度は実は7月始まりなのです。

昨今、「国際化社会に対応する」ということで4月始まりではなく9月始まりがいいのではということが話題ですが、現在の4月始まりはそれほど古い伝統でもないようです。戦時下における徴兵制度により、「4月はじまり」になったと聞いてビックリしました。

「え?そんな理由?」と思ったのは私だけではないでしょう。

古来日本の新年度は夏の衣替えとともに7月始まりが伝統だったそうです。それも農繁期などを鑑みてのことではないだろうかと想像できます。

ころで話は変わりますが2020年の6月30日をもって長崎教区は長い歴史に幕を下ろし、2020年7月1日より「九州教区 長崎祖」に生まれ変わります。これまで長きに渡って『真宗大谷派長崎教区』と名乗ってきたのですが、まだ実感がありません。

これも時代の流れなのでしょうか。これにあたって様々な組織編成についての会議が縷々急ピッチで行われています。財政の問題や教化の課題などなど、これからもこれまでも問題が山積です。

 

 

日曜学校 子どものつどい「ボチボチいこか」

 ようやく日曜学校が軌道に乗りつつあります。

今日は10名のこどもたちがやってきてお昼ごろまで楽しく遊んで帰っていきました。

 それまでの何年かは、お寺の3人娘と5人でのお勤めの日々が続きましたが、ここのところ2〜3年はボチボチ子どもたちが集まってくるようになりました。

 ただ多く集まればいいというものではないので、その辺りが大変難しいところです。

 今回は初めて日曜学校に来てくれた子もいて、初日から正信偈を全く違和感なく上手にお勤めができました。

日頃から家庭でお勤めをしている子たちで、すぐに溶け込んで仲良くなっていました。

 人間って何かしらの共有感って大事ですね。

お互い知らないどうしでも、共有できる何かがあれば、特に子どもの場合はすぐに仲良しになります。

話に前提条件が要らないのが何よりも安心感があるのでしょうかね。

お話は毎週ごとに親鸞聖人の御生涯を少しづつお話しています。それが終わったら何をお話しするかな。

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