2020.06.28 Sunday
sayonara長崎教区
大谷派の新年度は実は7月始まりなのです。
昨今、「国際化社会に対応する」ということで4月始まりではなく9月始まりがいいのではということが話題ですが、現在の4月始まりはそれほど古い伝統でもないようです。戦時下における徴兵制度により、「4月はじまり」になったと聞いてビックリしました。
「え?そんな理由?」と思ったのは私だけではないでしょう。
古来日本の新年度は夏の衣替えとともに7月始まりが伝統だったそうです。それも農繁期などを鑑みてのことではないだろうかと想像できます。
ところで話は変わりますが2020年の6月30日をもって長崎教区は長い歴史に幕を下ろし、2020年7月1日より「九州教区 長崎祖」に生まれ変わります。これまで長きに渡って『真宗大谷派長崎教区』と名乗ってきたのですが、まだ実感がありません。
これも時代の流れなのでしょうか。これにあたって様々な組織編成についての会議が縷々急ピッチで行われています。財政の問題や教化の課題などなど、これからもこれまでも問題が山積です。