おとなの寺子屋講座 もしもに備えて知っておきたい仏事 〜満中陰・四十九日編〜

毎月25日は蓮如上人・法然上人のご命日として『おとなの寺子屋講座』を行っております。

この講座も6月でいよいよ2年目に入ります。

 

この『もしもに備えて知っておきたい仏事』シリーズですが、今回は5回目。

満中陰(四十九日)編です。

満中陰は、いわゆる年忌法事と同じような作法でおつとめします。

お内仏を中心としたお荘厳を心がけ、有縁の人たちと亡き人を偲びながら仏法を聴聞させていただく大切なご縁です。
 

次回はいよいよ総集編。

これでひとしきり終わりになります。

次の展開については目下検討中です。ご意見・乾燥などありましたら、参考したいと思います。どうぞお寄せ下さい。

 

 

 

萬行寺真宗婦人会 総会

 今日は年に一回の萬行寺真宗婦人会の総会です。

朝から大勢の会員が本堂に集まりました。

全部で100名ほどが参加。全会員が約400名近くいますので、ざっと計算すると4人に一人が出席ということになります。

ここ何年間では一番多い参加数ではないかと思います。

今年度の行事といくつかの議題について協議されました。

今年度は2年に一回の一日研修。それから婦人会会旗についての協議が行われました。

萬行寺真宗婦人会では会員が亡くなられた際の葬儀に会員が婦人会の会旗を持参して揚げていましたが、この会旗の取り扱いについて様々な意見が上がり、高齢化などの理由により葬儀の際には掲げないことが協議され、その結果今日のような総会や婦人会の行事の際に掲げる事に決まりました。

この会旗は、萬行寺の現本堂が昭和54年に再建された際に真宗婦人会がその記念として掲げるようになりました。そのほかに本堂の外陣に下がっている金灯篭。または記念事業として『新入学児お祝い会』などが新しく行われるなど積極的に活動を広げ、現在のような婦人会組織を形成してきました。そのお陰で現在ではこれだけの会員にその意思が受け継がれています。

しかし、その会旗は真宗婦人会の願いを形に表したものではありますが、この度会員全員に会旗掲揚についてのアンケートを実施しましたところ、その多くに「持ち運べなくなった」。あるいは「意義がわからない」など様々な問題が生じています。そこでアンケートの結果を受け、役員全員で協議の末、葬儀の際には掲げないとの決断をすることとなりました。

 

組織というものは栄枯盛衰色々ですが、これもその習いでしょう。しかし、改めて考えてみればこれだけの会員が総会に集まるという事実は見逃してはならないことです。

 長い間の積み重ねによってできたものを壊すのは簡単ですが、衰退したものをもう一度掘り起こすのも大変です。それだけに願いがかけられていることに想いを馳せることは大事ではないかと考えさせられました。

 

 

 

春季 永代經法要

テーマを『念仏するこころ』と題し、17日から19日までの3日間永代經法要をお勤めしました。(講師:浮辺泰祐氏)。

先生は初日の夜と二日目の日中の2座お話いただきました。

有ること難きご縁でした。浮辺先生は来年の夏にまたおいでいただきます。

長崎教区仏青 第4回長崎寺スクール

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