年末大掃除

歳末になりました。年末の大掃除が毎年の恒例行事です。

一年間で溜まった汚れを落としていきます。

 今日は本堂や庫裏、境内などの天井や加部 一年間に 今日は本堂や庫裏、境内で一年間にたまった煤や汚れをおとします。
 普段はあまり掃除しない天井や電気の傘、柱のうえの方もきれいに掃除しました。
これで萬行寺の一年間の行事は毎日のお給仕と25日と28日のご命日を除いて、一応終わりになります。
 大掃除が終わって、みんなで御斎(おとき)をいただいて解散しました。
一月にはいよいよ報恩講が始まります。

今年最後の御命日

歳末の礼には信心をもって礼にせよ。

  『蓮如上人御一代記聞書16 真宗聖典p857』

 

毎月28日は10:00より親鸞聖人のご命日です。

今年最後のご命日です。1月は報恩講がいよいよ勤まります。

 

「非核非戦」に憶う

「仏説無量寿経」には、法蔵菩薩は世自在王仏が説かれる国土人天の善悪と麁妙を聞き、覩見して五劫思惟して無上の願を建立されたと説かれている。

非核非戦の碑文には「共に生きよ」とも刻まれている。『「非核非戦」これは法蔵菩薩の叫びである』と仰った先達がある。まさに法蔵菩薩はあの原子爆弾の縁に出遇ったいのちの声を聞き覩見し、心願に応じて願を興された。まさに人間の深き闇を覩見し、諍い合わねば生きられぬ人間の心に「核に非ず、戦に非ず。共に生きよ」と叫んでいると言えるのではないだろうか。おもえば釈尊は

怨みをいだいている人びとのなかにあっても、われわれは安穏に生きよう。

怨みをもっている人びとのあいだにあっても、われらは怨みなく安楽に過ごそう。「ダンマパダ」

と言われている。

「現に共に生きているのだから、そのまま生きていきなさい」とは竹中智秀先生の言葉。まさに法蔵菩薩が獅子吼しているようである。

年末年始のお知らせ

12月31日

除夜の鐘

23:00より本堂に上がってお参りされた方に整理券を配布します。

除夜の鐘においでになる方は「数珠」と「賽銭」をお持ちください。(お持ちでなくてもお参りできます。)

 

1月2日   

朝7:00から8:00

新年初参り

修正会(しゅうしょうえ)

仏教徒ならば新年は「如来さまに手を合わせ一年を始めましょう。

中学生が来寺

日曜日の午後から長与に住む5人の中学生が萬行寺にやってきました。

社会勉強の一環として、お寺を身近に感じてもらいたいということで、5人が通っている塾の先生の発案によって実現しました。

とても仲良しの5人組です。

まず正信偈をお勤めし、お話をしました。

短いお話でしたが、真剣に聞いてくださいました。

お話の後に自己紹介をして、あらかじめ用意してきた質問をしてもらいました。とても素直な質問でした。

その中に「ルールは何のためにあるのですか?」

という質問には、一瞬どう答えればいいのか考えてしまいした。

「お寺ってどんなところだと思っていましたか?」と逆にこっちからも質問させてもらいました。

「心を見つめるところ」

「修行をするところ」

「堅苦しいところ」

などとなんとも素直な答えが返ってきました。

また、そのなかで一番印象に残った応答は「学校で教えてくれない事を学べるところ」という答えです。そこにお寺の存在意義があるように思います。

以前に日曜学校の子どもたちに同じ質問をしたときにも同じことを言っていたのを思い出しました。学校では学べないことがここにはあるということも子ども達にとってはひとつの驚きと新鮮さがあるのでしょう。

5人のおおかたのイメージとして、お寺は「精神修行をするところ」という印象のようでした。

その中の「堅苦しい」という印象は精神修行というイメージから来ているのではないかと思います。修行をするところという印象はとても大切にしなければならないことではないでしょうか。これまでお寺が人々のあいだで永らく大事にされてきた要因の一つだと思います。これもお寺でなくてはできないことの一つですね。

欲を言えばこころに学ぶ楽しさを感じてもらえればいいなとも思いました。

あるいはお葬式をするところってイメージはない?という質問にはみんなが「うん」と答えました。

「手を合わせることって一日にどれだけある?」という質問もしてみました。一人を除いて「6回以上」という質問が返ってきました。

一日に3回食事をいただくとして、一回に「いただきます」と「ごちそうさま」の2度手を合わせから6回です。それ以上手を合わせるという子はいませんでした。また、5人とも。おばあちゃんやおじいちゃんの家に仏壇があると答えてくれました。ですから、普段の生活の中で仏さまに合掌することはなくとも、両親の実家などに帰った時はお仏壇に合掌することはあるようです。

 

 初めは緊張した様子でしたが徐々に緊張もほぐれ、夕飯はモリモリ食べおかわりをして元気に帰って行きました。

こちらもとても勉強になり、とても楽しいひと時でした。またおいでください待っております。

教行信証拝読の会

 今年で何年目でしょうか、おそらく40年は超えたでしょうか「教行信証拝読の会」謝恩会。毎年こうして続けてこられたのも仏法聴聞を求めて止めなかったご門徒方の精進の賜物です。ここまで歩まれた現動力はなんなのでしょうか。これこそまさに仏法不思議、如来のご恩徳です。

40年以上経つと随分とそれなりに顔ぶれもかわり、時の流れを感じます。念仏相続の形をおもいます。なかにはお父さまが亡くなられて、その意思を継いで来られた方もおいでです。会員には萬行寺の門徒ばかりではなく、近隣のお寺のご門徒も数人聴聞に来られます。はじめは長崎教務所で始まったご縁でしたが、いつの頃からか萬行寺で行うようになったと聞いています。

 

おとなの寺子屋講座

もしもに備えて知っておきたい仏事  〜その4〜

お葬式編  その2

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