おとなの寺子屋講座 第3回終了!

「寺子屋講座」は、2017年の6月から始まって、次回の講座で17回目です。これまでの各講座の参加人数の平均はおおよそ35人程度で推移しています。これは始まってから長らく横ばいをキープしていますが長くつ続けるためには発展的な展望を持って推し進めることが大事だと思います。

現在、萬行寺では年間にご門徒の皆さんにお参りいただく法要が72の法座がありますが、もっとバリエーションがあってもいいのではないかと思いたち、浄土真宗入門講座としてこの「おとなの寺子屋講座」が始まりました。

 今回は日曜日ということもあって、久しぶりに40名を超える参加がありました。

次回も今回に引き続いて「お葬式編」をお話しいたします。

白道会 一日研修

毎年行なっている恒例の一日研修を行いました。去年は島原に伺いまいたが、今回は大瀬戸の光明寺さまにお世話になりました。

ご法話では、光明寺さまがお寺の教化活動で力を入れていることや心がけなどをお話しされ、とても刺激になりました。

秋の永代経法要 ごあんない

11月28日から30日まで「秋季 永代経法要」がつとまります。

おとなの寺子屋講座 その3 お葬式編

もしもに備えて知っておきたい仏事  お葬式編❶

11月25日(日)10:00〜12:00 (終了後にお弁当をお出しします。)

 

枕勤めからお通夜編に続き第3回目はお葬式編❶です。

 今日のお葬式のほとんどは葬祭場で行われるようになり、かつてのように人々が寄り集まって総てを切り盛りしながら、その人の死を見つめてきた地域社会に代わり、現代は葬儀を専門に取り扱う業者にお願いすればその総てを行ってもらえるようになりました。

そのような中で私たちの社会は核家族化によって家族の形態やあり方の変容に伴い、死生観も変化してきたように感じられます。

 人の死を身近に感ずる機会の少ない私たちにとって、葬儀は最も人間の”まことの事実”を知らされる唯一の機会ではないでしょうか。それだけに単に家族を送るためのセレモニーとして葬儀を行うのではなく、”まことの事実”である「生」と「死」を合わせ持って生きている人間に生まれてきたという大切な意義を感じられるところに「仏事としての葬儀式」があるように思います。

 

今日の葬儀場での葬儀段には浄土真宗にそぐわない荘厳も見受けられます。大切なご家族の葬儀ですから門徒の心得として正しい葬儀式の有り方を知っておくことは大切なことです。昨今では斎壇の豪華さばかりが目につくようになりました。しかし、本来の浄士真宗の通夜・葬儀は壇飾りも華美に飾った祭壇もなくいたって簡素なものです。それが現代のような葬儀壇へと変化してきました。遣族の心情として立派な斎壇にしてあげたいという気持ちはよくわかります。しかし、それに執らわれると、何のために通夜・葬儀を行うのか、その大切な意義が見失われてしまいましょう。

時代の流れにより、家族葬、直葬など様々なサービスやスタイルの葬儀も営まれるようにもなりました。様々な演出も見受けられることもあります。大切なことは仏事であるという本質を見失わないようにしたいものです。それと同時に誰のために何が必要で何をするための式なのかを考えておきたいものです。

 

 

仏前結婚式

お寺の本堂で結婚式が行われました。

「遠く宿縁を慶べ」 親鸞聖人
住職司婚による結婚式が執り行われました。ご結婚されたのは、濱田慶さんと曉子さんご夫妻です。その日の穏やかな気候に相まって、両家共に晴れやかな宿縁を慶びあいました。

<住職法話>

 仏道には自利と利他、二種の修行があり、自利が完成すると利他修行が始まります。人生はまさに修業です。そういった意味で結婚生活は自利利他修業の分岐点にあたります。まさに互いにこのご縁をいただくまでの人生修行が試される生活現場です。

また、家庭生活は単なる喜びだけではありません。その中で共に手を携えて悲しみも苦しみも喜びも全て人として生まれた喜びとして生きて往ける人生の円満(仏に成る)を目指して歩む事の出来る伴侶を賜るということは有難いことです。本日はまことにおめでとうございます。

新郎新婦入堂。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫婦の誓いを求めます。

 

ここに両者の結婚を認めます。

その記念に念珠を授与し、夫婦として指輪を交換します。

形式は教会などでも行われていることと変わりはありません。

 

 

 

 

 

 

移動揃って記念撮影!

 

 

 

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