2018.06.23 Saturday
作上がり法要のごあんない
夏のつどい「作上がり法要」をお勤めします。
たとえ朝咲いて
夜散る花であっても
その中には無限のいのちがある
金子大榮
盛夏の砌、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年もお寺の蓮華が華麗に咲きました。蓮華は仏に象徴としてしばしば語られます。
花、散りて次のいのちの花咲かす。
すなわち、次のいのちの華を咲かすたらきが「いのち」であることを仏教えてくださいます。
一方、私達の方はどうであるかというと、「自分が死ねばいのちは終わる」と刹那的に考え、生と死を分断して考えているように思えます。
だからこそ仏はそのような人間の心闇を破って、真実なるまことのいのち。無量の寿(いのち)に目覚めせるのです。
どうぞお孫さんやご家族など、次世代の念仏者と共に法要に参詣くださるよう、ご案内いたします。