2018.03.27 Tuesday
初めての花まつり
初めての花まつりを行いました。
総勢で40人ぐらいの子どもたちが集まりました。
「花まつり」は灌仏会(かんぶつえ)といわれ、その由来は古いようです。
お釈迦さまの誕生を祝うということで、花まつりとも言われているようです。
仏説無量寿経には
右脇より生じて現じて七歩を行ず。光明顕曜にして普く十方無量の仏土を照らしたまう。六種に震動す。声を挙げて自ら称う。「吾当に世において無上尊となるべし」と。
釈尊が誕生した時の様子が語られています。
右の脇より生まれ、七歩あるいて 「われ世において無常尊となるべし」といわれています。
別の経典には「天上天下唯我独尊」とでてきますね。
これだけの子どもたちが集まるのは久しぶり。なんだか元気が出てきます。
そもそもこの企画の始まりは、子どもが通っている「自由の森保育園」の子どもたちが毎年お寺に遊びに来るようになってからでした。保育園の方から打診があり、実現した企画です。
何日も前から綿密に準備をして、坊守が大奮闘。お斎を作ってくださる御門徒さんへの連絡と手配。それから食材の準備と保護者のお母さんたちへの参加の呼びかけ、花の準備と記念品の選定から手配までなどなど・・・。忙しい中によくここまで・・・・。
多くの人は表の様子を褒めてくださいますが、それも縁の下の力持ちのおかげです。役者はいい裏方の仕事に支えられていい芝居ができる・・・。本当です。
手伝ってくださったご門徒さんも前日からの掃除や子ども達の面倒。当日の50人分のお斎を作っていただくなどなど、手の行き届かない細かなところまで準備してくださいました。
スタッフの皆さん本当にありがとうございました。来年はこの経験をしっかり生かして、いい花まつりをしたいものです。二年目ってとっても大事ですもんね。
子どもたちはお昼を食べた後も、境内を元気に走り回って夕方まで遊んで帰っていきました。
一日中境内ではで元気な声が聞こえていました。