2014.01.22 Wednesday
報恩講初日 2014年1月22日
今年も例年の旧儀である報恩講がたくさんの人たちの手によって勤まる。
この法要にどれだけの人が関わってきただろうか。
これまでの先達の憶いを受け継いでこれたのだろうか。
荘厳は今年も華方とお華束方によって立派に立ちました。
華方は花材取りから枝の点検などを含めて約一週間ぐらいお手伝い頂きます。
おみがきも報恩講は荘厳する仏具の数も多いため、いつもより時間もかかります。
餅は2000個以上の餅を人海戦術でくり抜いていきます。この日の準備が一番の人数です。
くり抜かれた餅は数えて一つ一つ粉を落とし、串に刺していきます。これはお内仏のお華束(おけそく)。
道具は家具職人のご門徒が本山のお華束を研究して作ったものです。
実によくできています。各寺でお華束の道具は様々な工夫が凝らされているようですが、萬行寺の道具もなかなかなものだと自画自賛しています。