御遠忌記念の上山。一足さきに

いよいよこの日が来た。
記念すべき日。

萬行寺御遠忌お待ち受けの記念事業で今日から真宗本廟へ向かいます。
本山上山1明日から研修道場で3日間行われる「住職修習」に参加するため、責任役員さんと二人で一足先に飛行機で京都へ。
その後、ご門徒方と合流して聖跡巡拝を巡っての一週間。
 追って26日からご門徒方も奉仕団で参加します。

時津港を出て船は一路空港へ。約20分で到着します。台風が接近しているらしく風が強くてけっこう揺れます。
御遠忌法要厳修は来年の十月になりますが、その一年前に親鸞聖人に御遠忌厳修のご報告をする。住職交代の手続きをしようということ、住職任命式を見学に上山です。

御遠忌記念上山

御影堂3真宗本廟で行われる「住職任命式」に参列したいという有志のご門徒方が後を追いかけての上山です。
これも御遠忌お待ち受け事業の一つ、「記念上山」で、その主たる上山目的は親鸞聖人に御遠忌厳修のご報告にいくことです。しかし、久しぶりの上山と同朋会館での宿泊研修で緊張気味です。初めて東本願寺に来られたご門徒は少なかったですが、同朋会館に宿泊するのは初めての方が多く、とてもいいご縁となりました。
二泊三日の研修では、お内仏のお給仕や真宗門徒とはということを中心に講義がすすめられました。




26日の七時半に萬行寺を出発、博多駅より新幹線で新大阪へ移動。それからバスに乗り換えて同朋会館へ直行しました。それから入館式・結成式・両堂参拝・清掃奉仕やお内仏のお給仕の講義や座談会などがありました。夕方は夕事勤行と講義・座談会と夜遅くまで続き、真宗の教えについて仲間と真剣に向きあう時間の少ないご門徒さん方にはとても有意義だったそうです。
任命式28日は毎月、親鸞聖人の御命日法要が朝から勤まります。現在阿弥陀堂が改修工事のため使用できないために御影同にての厳修でした。まずお勤めをして、住職任命式が行われました。全国26ヵ寺の住職と総代の総勢56名の参加で、宗務総長から新たに住職になられた一人一人に任命と現住職退任の辞令が手渡されました。厳かで広大な御影堂に於いての式典でした。
 任命式2天気もよく、御影堂の前にも日差しが出てきました。今日も一日頑張りましょう。萬行寺のベテランの門徒さんたち。

きこくていで食事住職任命式が済むともうお昼。真宗本廟から少し離れたところに「渉成園」と呼ばれる庭のきれいな飛び地境内があり、そこで昼食です。ほんとにきれいな庭を見ながらの食事は最高です。
渉成園は、またの名を、周囲に枳殻(カラタチ)が植えてあったことから、「枳殻邸」(きこくてい)とも通称されています。寛永年間に三代将軍・家光から寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされましたそうです。園内の諸殿は二度も焼失したのだそうです。現在の建物は明治初期から末年ごろに順次再建されたもので、国の名勝にも指定され、駅に近く便利なことから観光や休憩処として利用されているようです。


御影堂2見事にご修復された御影堂の勇壮できれいなこと。御影堂はいわゆる道場ですので、本堂である阿弥陀堂よりも簡素な荘厳になっています。それでも広さと


本願寺派の総長にまでお遇いするとが来ました。ありがとうございます。


説明を真剣に聞いています。


最後はやっぱりこれを観て帰りたい。国宝の飛雲閣です。


光永寺 御親修御遠忌法要参集!!

一組児童大会(光永寺)3中島川沿いにあるお寺、光永寺
この辺りは寺町と言われて、お寺がたくさんある地域です。
現在の本堂は内部が7間だそうですが、かつての本堂は17間あったそうです。長崎駅から市役所方面を観ると現在では路面電車のトンネルになっている桜町の丘の上から本堂の大屋根が見えていたそうですからその大きさはそうとうだとおもいます。残念ながらその本堂は原爆の爆風でいたんでしまいGHQから解体命令が出され、やむなく解体されたのだそうです。長らく本堂の再建が出来ないままでしたが、長崎水害のあと何年かして念願の本堂が再建されたということです。現在は7間の本堂で、あらゆる工夫がなされています。

今回の御遠忌は御親修で勤められます。御親修とは、東本願寺の住職にあたる御門首と随行に同衆をお迎えして厳修される法要で、全ての式次第が本式の法要で、大変格式の高い法要となります。御門首をお迎えするにあたって、様々な準備をされてきたようで、中でも一番大変だったのは老朽化した庫裏を新築したことでしょう。
このように、御遠忌となるとお寺が様々な事業や作事を行うことはよくあります。住職の継職や庫裏や本堂などの落慶法要とあわせて行うところが多いようです。
どのこのお寺もそうですが、御遠忌をお迎えするにあたって、これまでのお寺の在り方や親鸞聖人の教えに対して自分の在り方を総括し、僧俗共に新たな歩みをはじめようとするきっかけとしてお勤めされています。
御門首をお迎えしての法要は初めてなだけにとても緊張しました。

妙行寺御遠忌法要参詣

大浦にあるお寺、妙行寺さんの御遠忌法要に参集いたしました。大浦の妙行寺さんは世界遺産に指定されている大浦天主堂の隣にあります。お寺の入り口が観光客がひしめく通りの中にあり、大浦天主堂に気を取られて歩いていると初めての人は見落としそうです。こんなところにお寺の入り口があるのかとおもいました。
御遠忌法要には全国各地からお坊さんがお勤めに来られます。
妙行寺さんは、各宗教者とのおつきあいもあり、宗教の垣根を越えて様々な方が親鸞聖人の法要を勤めていらっしゃいました。
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