2009.09.27 Sunday
お内仏拝見/徳風編集室より
(第9号の徳風より転載しています。)
今日は川口家の新居への引っ越しです。
引っ越しの初日に間に合うようにお内仏を新調しました。
まず引っ越しが終わると『/おわたまし』をします。
『お移徙/おわたまし』とは、『ご移徙/ごいし』ともいわれます。辞書によれば移徙とは「移り動くこと。移転。移動。」と書かれているところから、一般的には仏様を移動するときや新調するときのことをいうようです。
その意味を深く掘り下げると、浄土世界から穢土に住む私たちのところに渡って来られるという意味です。
おわたましの様子です。
お内仏の隣の棚には、普段は使わない報恩講の仏器や仏具・内敷などを収納する棚がついていました。普段置き場所に困る物を置く場所を作っておくといいですね。デッドスペースを有効に利用していました。
上にかかっている額は萬行寺の本堂再建の記念品として全門徒に差し上げた親鸞聖人の『真実信心』という『教行信証 信の巻の文字です。
おおよそ門徒の家のお内仏にはこの額がかかっています。
それまでは仏壇の上はは先祖か天皇陛下の写真などがかかっているのが常識でしたが、当時の門徒総代の尽力により、多くの家でこの親鸞聖人の言葉に掛けかえられました。
今日は川口家の新居への引っ越しです。
引っ越しの初日に間に合うようにお内仏を新調しました。
まず引っ越しが終わると『/おわたまし』をします。
『お移徙/おわたまし』とは、『ご移徙/ごいし』ともいわれます。辞書によれば移徙とは「移り動くこと。移転。移動。」と書かれているところから、一般的には仏様を移動するときや新調するときのことをいうようです。
その意味を深く掘り下げると、浄土世界から穢土に住む私たちのところに渡って来られるという意味です。
おわたましの様子です。
お内仏の隣の棚には、普段は使わない報恩講の仏器や仏具・内敷などを収納する棚がついていました。普段置き場所に困る物を置く場所を作っておくといいですね。デッドスペースを有効に利用していました。
上にかかっている額は萬行寺の本堂再建の記念品として全門徒に差し上げた親鸞聖人の『真実信心』という『教行信証 信の巻の文字です。
おおよそ門徒の家のお内仏にはこの額がかかっています。
それまでは仏壇の上はは先祖か天皇陛下の写真などがかかっているのが常識でしたが、当時の門徒総代の尽力により、多くの家でこの親鸞聖人の言葉に掛けかえられました。