2009.02.23 Monday
元宗務総長熊谷宗惠先生にきく。
嬉野温泉の大正屋にて前宗務総長、熊谷宗惠先生にお会いして、真宗同朋会運動についてお話をお聞きしました。
同朋会運動が発足して来年で48年。この歴史はある意味で重くもあり、この運動に生涯をかけた諸先輩一人一人にとっては決して昔の話ではないとおもいます。
2011年には宗祖親鸞聖人750回のご遠忌。その翌年には同朋会運動は50年を迎えます。昨今ではその運動に尽力された先輩方が次々に亡くなられていく中で、当時の運動の雰囲気を知っている方にお話を聞いてみたいということで企画を立ち上げました。
ことの始まりは、お待ち受けの企画会を開くにあたって、なにもかもあまりに手探りの状態で、まるでだだっ広い草原の草をどこからむしり始めればいいのかただ途方に暮れていました。そんな状態からこの企画会はスタートしました。
同朋会運動が始まって以来、長崎教区の先輩たちが、これまでどのような運動を教区内で展開してきたのかも全く知らないままでした。
本当の意味で新しいアイデアを生み出すのは、「歴史に学ぶ」ということから始まるのではないかと思います。
それは単なる歴史という紙に書かれた歴史ではなく、生き、かつ熱を帯びた成功と失敗の歴史のなかから新しい発想が出て来るのではないかと考えました。
ということで、これまでの歴史をなにも知らずに、全く新しいことを始めるのではなく、これまでやろうと思っていたけどやらなかったこと。これまでやりたくても出来なかったことはなんだろうという教区の本来の願いに戻ろうということからはじまりました。
そして、過去の歴史の掘り返しが大事だということを思い出し、グローバルな視点で同朋会運動を学ぶということよりも、深く自教区を見つめることから宗門を見る事が大切だというようなことが話し合われました。
そこで、偶然に前宗務総長の熊谷宗惠先生が来崎されるという情報をキャッチしました。
そこで、長い間宗門のなかで活動されて来た先生の話を聞いてみたいということでお願いをしました。
先生はなんども真宗同朋会運動発足(1962年)当時の宗務総長、訓覇信雄〈くるべしんゆう〉師のことを語っておられました。
やっぱり当時の時代の中にいた人のことばは違うなと感じました。
いったい今という時代は本質的には変わっていないながらも、確かに違う。では一体どういう時代なのだろうか。そんなことを考えました。
そのあとは場所を移して、観想や勉強会の提案や、これまでの経緯がはなされ、なかなか面白い会でした。
同朋会運動が発足して来年で48年。この歴史はある意味で重くもあり、この運動に生涯をかけた諸先輩一人一人にとっては決して昔の話ではないとおもいます。
2011年には宗祖親鸞聖人750回のご遠忌。その翌年には同朋会運動は50年を迎えます。昨今ではその運動に尽力された先輩方が次々に亡くなられていく中で、当時の運動の雰囲気を知っている方にお話を聞いてみたいということで企画を立ち上げました。
ことの始まりは、お待ち受けの企画会を開くにあたって、なにもかもあまりに手探りの状態で、まるでだだっ広い草原の草をどこからむしり始めればいいのかただ途方に暮れていました。そんな状態からこの企画会はスタートしました。
同朋会運動が始まって以来、長崎教区の先輩たちが、これまでどのような運動を教区内で展開してきたのかも全く知らないままでした。
本当の意味で新しいアイデアを生み出すのは、「歴史に学ぶ」ということから始まるのではないかと思います。
それは単なる歴史という紙に書かれた歴史ではなく、生き、かつ熱を帯びた成功と失敗の歴史のなかから新しい発想が出て来るのではないかと考えました。
ということで、これまでの歴史をなにも知らずに、全く新しいことを始めるのではなく、これまでやろうと思っていたけどやらなかったこと。これまでやりたくても出来なかったことはなんだろうという教区の本来の願いに戻ろうということからはじまりました。
そして、過去の歴史の掘り返しが大事だということを思い出し、グローバルな視点で同朋会運動を学ぶということよりも、深く自教区を見つめることから宗門を見る事が大切だというようなことが話し合われました。
そこで、偶然に前宗務総長の熊谷宗惠先生が来崎されるという情報をキャッチしました。
そこで、長い間宗門のなかで活動されて来た先生の話を聞いてみたいということでお願いをしました。
先生はなんども真宗同朋会運動発足(1962年)当時の宗務総長、訓覇信雄〈くるべしんゆう〉師のことを語っておられました。
やっぱり当時の時代の中にいた人のことばは違うなと感じました。
いったい今という時代は本質的には変わっていないながらも、確かに違う。では一体どういう時代なのだろうか。そんなことを考えました。
そのあとは場所を移して、観想や勉強会の提案や、これまでの経緯がはなされ、なかなか面白い会でした。