第1組 組門徒会・総代等研修会

長崎の大谷派は現在50ヶ寺があります。そのうちの20ヶ寺が第一組(だいいっそ)と呼ばれるグループで、長崎市内から諫早と島原にわたって形成されています。その第一組の総代と組の門徒会の合同の研修会として熊本に研修に行きました。大型バス一台を貸し切っての研修です。この日の宿泊は阿蘇です。

 

熊本の地震によって被害を受けた本堂は相当痛んでいました。明日役員会を開いて本堂を取り壊す事になるんだそうです。

地震がなければまだまだ使える本堂なだけに残念です。

お寺の本堂は立てるのに相当な苦労がいります。何人もの住職さんが過労や心労のために命を落としたり短命に終わったりするほどの苦労があると聞いています。それだけに本堂が使えないという事態は深刻だと思います。それ以上に周りのご門徒さんの家庭にも被害があるわけですからさらに深刻です。またいつ来るかわからない地震に怯えながらの生活でもある上に、それぞれの生活の再建も絡んで複雑な人間模様。色々と悩みは複雑です。

 

熊本教務所の本堂は解体が進んでいました。天災の凄まじさを感じます。

 

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