永代経法要 三日目

法要もいよいよ今日の一座を残すのみとなりました。

最終日のお経は『仏説阿弥陀経』です。

このお経は『無量寿経』の『大経』に対して、『小経』(しょうきょう)とも呼ばれ、四枚の紙に納まる短編のお経であることから「四紙経」とも呼ばれる二千字に満たないお経です。 

原題は『スカーヴァティー・ヴィユーハ』( Sukhāvatī-vyūha)といい「極楽の荘厳」「幸あるところの美しい風景」という意味。『阿弥陀経』は、弟子の質問に答える形の経ではなく、釈迦自ら説く形式の経であるため「無問自説の経」とも呼ばれています。

紀元1世紀ころ、北インドで成立したと推定されていて、サンスクリット原典、漢訳、チベット訳が現存します。日本では鳩摩羅什の翻訳されたものが多く読まれ、古くはサンスクリット原典も日本に伝えられ、円仁の請来目録にその名が見られるそうです。

内容は、阿弥陀仏の極楽浄土の荘厳を説き、次にその浄土に往生するために阿弥陀仏の名号を執持(しゅうじ)することを勧め、次に六方世界の諸仏がこの説を讃嘆・証誠して信ずることを勧めていることを話した後、極楽に生まれるように願いを起こすべきであることを再び説くというのがこの仏説阿弥陀経です。

古田先生のお話もいよいよ佳境。

浄土教がどのようにして伝わってきたから善導大師から親鸞聖人までの念仏の歴史をダイジェストですが丁寧にお話しされました。

 

先生はまた来年おいでいただくことになっています。

 

 

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