約2年ほどお休みしておりました『おとなの寺子屋講座』を5月から再開いたしました。
私たち真宗門徒が日頃から親しんでいる『正信偈』。このうたには一体どんなことが書かれているのでしょうか。
今回から正信偈をみなさんと一緒に学んでいきたいと思います。
とは言っても、正信偈は全部で120句60行もあり、これを始まりから最後までお話しするとなると相当な回数になりますので、ひとまず4回こっきりといたします。できるところまでお話させていただこうかと思っております。
継続はやっぱり力なり
毎月25日は法然上人・蓮如上人。28日は親鸞聖人の2つの御命日定例法座を朝10:00から欠かさず勤めてきました。
しかし、親鸞聖人の御遠忌をお勤めした頃から、もっと御門徒のニーズにあった形の法座があっていいし、一年を通してどの法座も法話を聞くだけオーソドックスなスタイルの法座ばかり。
そこでオーソドックスなスタイルの法座ではなく、参加された御門徒が受身にならない法座がいいなと思い、お寺の推進員と一年かかって協議した末、「お寺としてすべきこと」・「すべきではないこと」。そして意外に見落とされがちなのはお寺の立地。つまり地域柄も大事な要素なのです。その地域柄に合わない事を行っても、長続きしません。
お寺に居る者として大事だと感じるのはお寺側からの「これをしたい・あれをしたい」という要求ばかりにならないこと。
むしろ、その地域の人が何を求めているか。ここには何が必要か・何が足らないのかを深く観察し、その上でお寺と門徒が一緒に取り組めることをが大事なのです。
それができるだけ長いスパンで継続可能なことを行おうと協議され、この企画が実現しました。
派手な企画ではありませんが、2年ほど続けてみてシフトチェンジの時期が来たと思い、見直しを図ろうと考えていた矢先にコロナウイルス感染拡大。これが逆にいい機会となり、各々が気持ちをリセットして取り組めるような気がします。
とりあえず、無理せず。前半(依経段)のできるところまでお話しします。ぼちぼちやっておりますのでどうぞご参加ください。
どこから来ても、どこから聞いてもOK!
参加費は不要です
5月25日㊌ 正信偈1
6月25日㊏ 正信偈2
7月25日㊊ 正信偈3
8月25日㊍ 正信偈4
朝10:00から12:00まで