児童大会 in東本願寺長崎教会

 長崎組の児童大会が長崎教会で行われました。

 スタッフあわせて総勢80名ほどの人が集まりました。賑々しく行われました。

萬行寺からは4名の子が参加。お勤めの導師を務めました。できればもう少し日曜学校の子たちを誘って参加したかったと後で思いました。参加した子は大変楽しかったと言って帰ってきました。

 

 これだけ大人数の児童大会は久しぶりです。長崎教区は現在3つの地区に分かれています。その3つの地区が夏になるとそれぞれの場所で児童大会を盛大に開きます。これが一つの伝統になっています。市内を中心としてた我々第1ブロックも夏になると子どもたちが集まって賑々しく勤めてきました。昨今はコロナウイルスの感染拡大によって自粛をしていましたが、ようやく開催することができました。

 

 

 

 ここ長崎教会(長崎教務支所)は旧長崎教区の教務所として長年にわたって教区の活動拠点として長い間、中心を担ってきました。しかし2020年7月1日から教区が改変されたことにより、長崎は九州教区長崎組と変わりました。その後当面の間は長崎教務所は『長崎教務支所』と改称して残されることになりました。

 

  敷地内には「非核非戦の碑」があります。その中には1945年8月9日11時2分、長崎上空に飛来したB29「ボックスカー」より投下された一発の原子爆弾によって亡くなられた国籍も、出身地も、名前も、年齢も、性別も、まったく分からない1万体、または2万体といわる数のお骨が収められています。

 長崎の原子爆弾による死者は、約15万人とも言われ、その人数と惨状からいかに原爆の被害が甚大であったかが分かります。

 累々と横たわる亡骸の多くは荼毘に付されたそうですが、長らく野ざらしになったものもあったり、あるいは荼毘には付されましたが、お骨の状態で放置されていたものも多くあったのだそうです。そして、原爆投下の翌年から長崎の御門徒がたがお骨を収集され、長崎教会に集められました。その後もその噂を聞きつけた人などからお骨が届けられここに納められたのだそうです。

 

 今回の児童大会は、長崎教区が大切にしてきた非核非戦ということを子どもたちに少しでも知ってもらえたらと思って企画しました。碑の中に収まった遺骨や遺品などを実際に見てもらい、原爆によって亡くなった人が本当にいたんだと実感してもらえるようなことがあれば良いと思いました。

 

 

 

 お昼は流しそうめん。前日から準備したかいがあり、計算通りうまく行ったそうです。会全体としてはうまく行ったようですが、まだまだ問題があったように感じます。9月に入ってから反省会がありますので、その時までに反省点をまとめていこうかと思っています。

スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。

日曜学校 in雪浦

 夏休みは雪浦にある真光寺を尋ねました。以前は真光寺・萬行寺合同で毎年萬行寺にて、お泊まり会を行なっていました。今回は萬行寺の日曜学校の子どもたちが雪浦を初めて尋ねました。久しぶりに会った雪浦のお友だちとすぐに仲良くなりました。

まずは勤行。その後ご住職の仏さまのお話がありました。

 

 

 その後は近くにある「つがねおとしの滝」に行って水遊びを楽しみました。気候もよく、子どもたちが遊べるほどの滝でとても気持ちが良かったと大好評でした。

滝で水遊びをした後はお寺にかえって、お昼の美味しいカレーをいただきました。たくさん遊んだ後のカレーはとても「美味しかった」とまた大好評。午後はちょっとだけ友だちと仲良くなるためにゲームをしました。これも萬行寺と真光寺の子どもたちが混ざり合って楽しんでいました。普段学校では友だちと遊ぶのが苦手な子もいました。ここの日曜学校に来流ようになって、自分の居場所が見つかったのでしょうか、この日も積極的に質問などをして楽しんでいる様子を見てホッとすることもありました。

 

 以前の予定では来年の夏は萬行寺で行う予定です。しかし雪浦が好評だったので来年はひょっとしたら雪浦にまたお邪魔するかもしれません。日曜学校は毎年子どもの入れ替わりがありますので、同じ子が来るとも限りませんが、また行きたいと楽しみにしてくれるのはありがたいですね。中学生になってもきてください。雪浦の子たちも以前の萬行寺のお泊まり会に来てくれていた子もいました。以前のお泊まり会を覚えていてくれて嬉しかったです。子どもたちの「また行きたい」という声はなんと言っても続ける原動力になります。

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 お寺の子ども会は継続し続けることがその活動の命です。その原動力となるのは、子どもたちの手をあわせる姿でしょう。その中で子どもたちを楽しませることは忘れてはなりませんが、それだけになってしまったら、お寺の子ども会にはならないでしょう。そこに仏の教に基づいた人間教育が大変なことだと感じます。しかし、これが一番難しいと感じます。

日曜学校 花まつり

 毎年行っています「花まつり」は、コロナウイルスの感染拡大を受け、随分とご無沙汰でしたが、去年同様に日曜学校の子どもたちとお勤めしました。毎週日曜にはご覧のようなお友だちがやってきてお昼ごろ帰っていきます。9時から勤行と法話。全部で30分ぐらいの会です。

それから10時ごろまでそれぞれ自由に遊びます。それからおやつを食べてお昼前には帰ります。これが毎週のメニューです。コロナ前の一時期は70人ぐらいの子どもでごった返した花まつりでしたが、この頃は少人数でゆっくりとやっています。子どもたちも慣れたものでいつものようにして遊んでかえります。

 この日は釈尊の誕生の話をモチーフに「生まれるこ」とはどういうことなのかということをお話しいたしました。花まつりといえば「七歩行道・天上天下唯我独尊」という言葉で知られています。人間の苦の中に身を投げる菩薩としての釈尊の姿は、人間の苦悩を除かんとする如来の本願を示現した物語としてよく語られます。これは人間の浄土を求める欲生心をこのような物語で語ったものだと了解できます。あなたも私も世界中、過去の人も未来の人も誰もがやり直しの聞かない、代わってあげる事のできないたった一度きりの「独尊のいのち」を生きている。そのいのちが悠久の歴史の中で今、私となって生きている。ことが尊いのです。

 

今日も日曜学校

今日も朝9時からお昼ごろまで日曜学校。

正信偈・ちかいのことば・御文・法話です。

楽しいと毎週来てくれます。

今日の

ご法話は正信偈に出てくる曇鸞大師のお話。

「三蔵流支授浄教 焚焼仙経帰楽邦」

でした。皆よく聞いてくれました。

 

遊具を購入!

 日曜学校で一輪車を4台購入しました。普段自宅では楽しめないことをお寺でと思っています。

最近ではテレビゲームやパソコンなどが子供たちの遊び相手にもなってくれるようですが、お寺の日曜学校では遊んでくれる道具はありません。自分で遊び方を工夫ながら楽しみを見つけられる道具をと考えています。今まで手製のブランコはありましたが、これから鉄棒もあればいいかなとも思っております。しかし、使わなくなった場合や故障した場合のメンテナンスを考えると二の足を踏むところですね。

 

 一輪車はまだ誰も乗れないようですが来るたびにチャレンジしています。そのうちに上手に乗れるようなることでしょう。
 

今日の日曜学校  ぼちぼち行こうか

毎週日曜日は朝9時から「日曜学校」。今日はほとんど全員集合でした。
「学校」と聞いて、子どもたちは「日曜日まで勉強したくない」という反応をします。でもお寺の日曜学校は学校の勉強とは違って、仏さまのことを学びます。

ここにやってくる子の半分ぐらいが代々日曜学校で育った、お寺にご縁があった家庭の子です。

 

 今日のお話は先週に引き続いて、正信偈序分。

法蔵菩薩が世自在王仏に出あい阿弥陀仏になる前のお話。無諍念王(むじょうねんおう)のお話です。

 

時々こうして写真を撮りますが、小学校入学前より毎週通ってくる子もいますが、大きくなったなと感じます。

 

去年の台風で大破した子どもたちが遊ぶ小屋もようやく完成が見えてきました。汗ぐっしょりになって遊んでいます。

 

 

日曜学校バッグリニューアル


 4年前に行った初めての「花まつり」。その際に記念品にと思ってつくったお参り用トートバッグがかわいいかったので、大変気に入っています。

 お参りに来る子どもたちにあげると喜んで使ってくれるので嬉しいです。

そこで今回、新たに2色が仲間入りしました。

 

 

 

日曜学校 子どものつどい「ボチボチいこか」

 ようやく日曜学校が軌道に乗りつつあります。

今日は10名のこどもたちがやってきてお昼ごろまで楽しく遊んで帰っていきました。

 それまでの何年かは、お寺の3人娘と5人でのお勤めの日々が続きましたが、ここのところ2〜3年はボチボチ子どもたちが集まってくるようになりました。

 ただ多く集まればいいというものではないので、その辺りが大変難しいところです。

 今回は初めて日曜学校に来てくれた子もいて、初日から正信偈を全く違和感なく上手にお勤めができました。

日頃から家庭でお勤めをしている子たちで、すぐに溶け込んで仲良くなっていました。

 人間って何かしらの共有感って大事ですね。

お互い知らないどうしでも、共有できる何かがあれば、特に子どもの場合はすぐに仲良しになります。

話に前提条件が要らないのが何よりも安心感があるのでしょうかね。

お話は毎週ごとに親鸞聖人の御生涯を少しづつお話しています。それが終わったら何をお話しするかな。

花まつり 萬行寺日曜学校

第3回萬行寺日曜学校の花まつりを行いました。

 今回も様々な方々に関わっていただき、去年よりもパワーアップして行うように手はずも段取りも子どもたちに渡すプレゼントも揃えていましたが、自粛ムードが高まりつつあることもあり、今年はかろうじてできる程度に規模を縮小して日曜学校の子どもたちと自由の森保育園の子どもたちのみで行いました。

 いつもならば大人と子どもをあわせると総勢100名を超える人たちが集まって賑々しく行われる「日曜学校花まつり」ですが、今回ばかりはどうも仕方がありません。それでも子どもたちは元気に境内を走り回って楽しそうでした。来年は予定通り行われることを念じます。
 

 毎年同じ話をしていますが、子どもたちの反応は様々。

毎年お話を聞いている子もいます。

これがどれほどの影響力があるのかはありません。もちろん影響力を考えてお話ししている訳ではありませんが、やっぱり気になります。

 

 せめて4月は花まつりでお釈迦様の誕生日がある日だというくらいは覚えてくれたらいいと思います。

 

しかし、考えてみると釈尊誕生の伝記はよく出来ているなと感心しています。

わたしならば、年前の何月何日の何時に〇〇病院で何gで生まれた。状態は健康で云々・・・と生まれた時の状況を生まれた時の様子として語ることはありますが、その生まれてきた人に縁ある人々がどのように一人の人間が誕生してくることを受け止め、世界が一人のニンゲンの誕生をどう喜んだかということが大変なスケールで語られています。この世界観は現代人にはなく、むしろ荒唐無稽でよくわからなもので片付けられてしまうかもしれません。

 

仏説無量寿経の表現では

右脇より生じて現じて七歩を行ず。光明顕曜にして普く十方無量の仏土を照らしたまう。六種に震動す。声を挙げて自ら称う。「吾当に世において無上尊となるべし」と

となっています。これだけをみても何と想像力をかき立てられる豊かな表現。

「右の脇から生まれて七歩き、天上天下唯我独尊」と言われたというのが、一番有名な伝記です。これを聞いただけで多くの人は「ん?、それってどういう意味なんだろう」と必ず考えます。

これだけでも、あり得ない表現の向こうにいろんな仕掛けがある。それだけにとても印象的です。何と豊かな表現だと感心させられます。

 

 

 

 

萬行寺日曜学校 絵本の読み聞かせ

日曜は日曜学校(子ども会)9名の子どもたちが来てくれました。

現在、萬行寺がある時津町は長崎の中でも人口推移がおおよそ横這いの地域。

 いわゆる長崎市のベッドタウン化した地域です。そのためお寺の近所にある小学校は1学年3から4クラス程度の近年ではマンモス校です。現在長崎は過疎とも言われ、周辺の地域では過疎が深刻な問題となっていますが、そんな中でもここ時津町は児童が多い地域です。だからといって日曜学校が安泰とはけっして言えません。

 そんな中に9人の子ども(うち3人はお寺の子)がお寺に足を運んでくれるのはありがたい限りです。

 とにかく親の理解なくしては子どもがお寺の境内に足を踏み入れることさえ難しいのですから。

かつてのように黙っていてもお寺に人が集まるということはこの時代ありえませんね。

ということで、今日は夏にもお願いした絵本クラブの皆さまに「絵本読み聞かせ」をお願いしました。

 絵本には子どもの感性を育てる力があります。現代のように聞けば、すぐ答えを導き出すことのできるものに囲まれた時代にあって、絵本は限りなくアナログ。

そのアナログ感が大事だと思います。

 それは「想像する余地」という豊かさです。

そこに絵本の魅力の一つではないかと思います。

 読み聞かせの後は折り紙でいろんなものを作って遊びました。ちょっとした工夫で様々なものに変わる折り紙は面白いものです。

 

 お寺は子どもが子どもそのもので居られる「ほっとする空間」であって欲しいと願います。

素直な反応がうれしい読み聞かせでした。

 特別なことはしないくともお寺に集まってくる子どもたちの居場所になることが大事だと思います。

 時には誰も来ない日曜もありますが、それでもいつ来てもいい場所です。

2019年 日曜学校お泊まり会(初日)

今年も雪浦・真光寺の日曜学校のお友達と一緒にお寺で楽しい夏の思い出作りをしました。

雪浦の真光寺さんと合同の日曜学校の交流として一昨年から始めたお泊まり会。

今回は保護者の参加(もちろん泊まりません)もあり、さらに賑やかなお泊まり会になりました。

あらかじめ準備万端で臨んだのでさほど慌てることなく、無事に終わりました。

子どものつどいはお寺の生命線と言っても過言ではないほど大切なものだと考えています。これからの時代の担い手を育てると言う意味において、教えるものが教えられると言う意味でも、子どもたちがそこにいるということも大事なことです。


今回は父母さんの参加もあり、さらに賑やかで楽しい集いになりました。
開会式の後は竹細工、夕方は読み聞かせをしていただきました。日頃、仏さまの教えに触れる機会の少ない子どもたちにとって見るもの聞くものが初めてごと。お寺は学校では教えてくれない事が聞けるところ。そこにこそお寺の存在意義があるのではないかと思います。

 

 

 

午後から集まって結成式。

みんなで正信偈のお勤めをしました。日校お泊まり2019-1

その後は毎年恒例の全員集合で記念撮影。去年参加の子もいます。それぞれ成長しました。久しぶりの再会です。毎年撮影するとそれぞれの成長が面白いでしょうね。


 

 

 

 

開会式の後は竹細工を作ります。去年は竹ぽっくりと竹馬を作成しました。今年は竹てっぽうと竹ぽっくりにしました。竹てっぽうは高学年のお兄さんお姉さんたちに人気。

 

 

 

 

 

 

竹ぽっくりは小さい子たちに人気です。まずは絵の具で思い思いに絵付けをします。

 

 

 

 

 

     

その後は夕食。

 

子どもたちはすぐに覚えます。

夏のキャンプなどで定番のカレーライス。

去年は楽しさのあまり食べすぎた子もいました。

ほとんどの子がいつもよりたくさん食べていたようです。

 

 

今年は去年より参加者も増えたこともあってさらに多めに作っていたようですが、それもほとんど完食。次々にお代わりがやってきて厨房は大忙し。

別に作っていた大人カレーも人気でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで食前食後の言葉を唱和して一緒にいただきます。

 

夕食の後は読み聞かせや手遊びなどをしていただきました。仕事が終わってやってきてくださったお母さんや止まらずに帰るこを迎えにきてくださったお母さん方も一緒に聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は音楽と歌が入ってさらに楽しくなりました。

雰囲気もよくみんな楽しく集中していました。お話しする方も楽しそう。

こう言ったことは互いの呼応が大切ですものね。
最後は時津ふるさとカルタで盛り上がりました。

特に「て」のカードは大人気。理由は「寺は浜田の萬行寺」だからです。まさに争奪戦。

 

さて、夜は更けていきます。

布団に入ってもいつもとは違う雰囲気や友達と遅くまでいることの楽しさで寝ない子や不安で眠れない子もいたようです。

 

おやすみなさい。

 

 

萬行寺日曜学校 花まつり

第2回 萬行寺日曜学校の花まつりを行いました。

おとなと子ども合わせて約100名の大花まつりになりました。今回は二つの保育園に参加を呼びかけました。喜んで引き受けてくださいましてありがとうございました。とても賑やかで楽しい花まつりでした。

 お寺で行う「花まつり」ではありますが、一般の保育園の子どもたちも参加しますので、そのあたりへの配慮もあり、あえて宗教色は出さないような工夫を試みています。しかし、宗教色といってもお寺で行っていること自体、宗教色は出てしまうのですがそのあたりはOKということにして。

しかし、子ども達にしてみれば、ほとけ様もアンパンマンもお寺も保育園も区別はありません。

どこでも自分たちの遊び場(学び場)に変えてしまうちからを持っています。

せっかくお寺に来たのですから、目一杯ほとけ様のお話をしました。

普段、学校で聞くような話とは違う新鮮さにびっくりするような顔でよく聞いてくれました。お話をしていてとても楽かったですよ。

ありがとう。

まず

献花と献灯・ほとけさまのうたをみんなで歌いました。そのあとほとけさまと花まつりのお話を聞いたりしました。

「みなさんは人間ですね。でも、みんなはニンゲンだけど、みんなどうやって人間になった?どうやって人間を知ったの?

これって不思議じゃないかな〜。ものすごく不思議だよねぇ〜。でもニンゲンを生きています。

 ほとけさまって、そのニンゲンに生まれたってことが尊いってことがわかった人を「ほとけさまって」昔の人は呼んだんです。

そのほとけ様になった一人の人がいます。

その人はおしゃか様と言います。

今から2500年ぐらい前のインドという国のルンビニーというところで一人のニンゲンとして生まれました。生まれてすぐ七歩あるいて天と地をさして「天上天下唯我独尊」と言ったと言われています。

だけどね、悲しいことにおしゃか様が生まれてすぐにお母さんが死んでしまいます。それでおしゃかさまは「生まれたものは必ず死ぬ」ってことをいつも考える人になりました。そうしておしゃか様は「すべてのいのちはみな尊い」ということがわかる本当のニンゲンなったんです。そのおしゃか様に出会った人たちはおしゃか様のことを「仏さま」と呼ぶようになりました。おしゃか様は「みんなも私と同じほとけ様になりましょう」と願っていますよ。

「何か質問がある人!!」

「はい」

「じゃ、そのほとけ様がいなかった昔の人はどうしてたんですか?」

「そうだねぇ。昔の人も今の人も本当のニンゲンになりたいと思っているはずだよね。だから、おしゃか様は誰でも本当の人間になれますよって教えてくれたんだ。」

「他に質問は?」

「はい」

「ほとけ様はどんな食べ物が好きですか?」

「ほとけ様はいただきますって言って何でも食べます。好き嫌いということを知らないので、選んだり嫌ったりは決してしませんよ。何でも平等にいただきます。」

「はい」

「何で花まつりは花を飾るんですか」

「みんなは花を飾るとどんな気持がしますか?」

「綺麗な花を飾るときはどんな時ですか?綺麗な花を見たら大好きな人にあげたいと思いませんか?」

「はい」と元気な声。

「おしゃか様は本当はみんなにとって大切な人ですよって知らせるために花を飾ります。それにおしゃか様が生まれた時に世界中のいのちが一つのいのちの誕生を喜んだって言われていますよ」

 

他にありませんか

「はい!」と元気な声。

「じゃ、君」と当てると

「何を聞きたいのか忘れました」との返事。かわいいですね。

 

 

あとはおしゃかさまに甘茶をかけたり飲んだりして楽しく過ごしました。

普段あまり来ることのないお寺ですが、どんなところかわからないし何をする所かわからないという方も多いのではにかと思います。身近でない分、近寄りにくいのではないかとも思います。いつでもお寺は空いております。いつでもお寺へおいでください。

 

 

 

今回も白像のナータが大活躍。子どもたちには大人気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は28日の親鸞聖人のご命日として花まつりを行ってみました。

来年の日程も今のところ春休みの期間を利用して行いたいと考えています。

みなさん来年もお孫さんなども誘い合っておいでください。

夏には「萬行寺日曜学校お泊まり会」を雪浦の真光寺さんと合同で行う予定です。

参加されたい方はどうぞお寺まで連絡ください。